昭和三十二年 七月号
2009年 10月 30日
背の君が引き給うらむ重藤の弓矢が床の間に立ててあり
饅頭はそのままにして浅漬けの胡瓜に皆の手が伸びるなり
石を掘る生徒らの腕逞しく開墾作業日に日に進む
釜無に釣りたる鮎を賜びたりし伯父上逝きてもはや十年
つばなの穂西日を受けて光をり釜無川の土手の斜面に
何事かたくらみをする人あらむこの会合の雰囲気に思う
饅頭はそのままにして浅漬けの胡瓜に皆の手が伸びるなり
石を掘る生徒らの腕逞しく開墾作業日に日に進む
釜無に釣りたる鮎を賜びたりし伯父上逝きてもはや十年
つばなの穂西日を受けて光をり釜無川の土手の斜面に
何事かたくらみをする人あらむこの会合の雰囲気に思う
by hahanamiko
| 2009-10-30 20:25
| 美知思波