三十七年 四月
2016年 11月 03日
吾が体置どころなし五十人一つの室にまろび伏しゐて
明けきらぬ元町港の桟橋に深々と息吸ひて侘ちたり
カンガルーも鹿ものどかにまろびゐて猿山の猿忙しく動く
若草の萌ゆる時こそ偲ばれれ大室山はまろき芝山
巨大なるに驚き可憐なるを愛で声あげて廻るサボテンセンター
紅梅のつぼみに光る露ありて雨やわらかしあしたの庭に
小さき穴あればそこより指を入れ障子を破ることも覚えき
朝夕に水まきて心和むなりガーベラも百合も芽立ちてゐるに
明けきらぬ元町港の桟橋に深々と息吸ひて侘ちたり
カンガルーも鹿ものどかにまろびゐて猿山の猿忙しく動く
若草の萌ゆる時こそ偲ばれれ大室山はまろき芝山
巨大なるに驚き可憐なるを愛で声あげて廻るサボテンセンター
紅梅のつぼみに光る露ありて雨やわらかしあしたの庭に
小さき穴あればそこより指を入れ障子を破ることも覚えき
朝夕に水まきて心和むなりガーベラも百合も芽立ちてゐるに
by hahanamiko
| 2016-11-03 21:12
| 美知思波