昭和 三十二年 一月号

ー主婦連合会 月集山梨県代表として参加ー

主婦連合会全国大会と大いなるシャモジに書きて立てあり

紫に白き折鶴のアップリケ匂ふがごとき奥むめお女史

千八百円の化繊なりとも紫の衣凛と召す奥むめお女史

小柄なる奥むめお女史檀に立ち社会保障制度の確立を説く

味噌汁を飯を上手にまず炊けと田村魚菜先生の講義

大東京の騒音ここに届かざる五階の部屋に朝の陽をみる

顔を洗いただちに朝の飯を食す大事な事を忘れしごとく


新宿駅に会うべき佑幸は見当たらず空しくなりぬ柿も葡萄も





夜べ吹きし風に散れるは松の葉とヤツデの花の小さき玉と

続けざまにくしゃみをしつつうずくまるジャックは風邪を引きたるらしき
by hahanamiko | 2009-08-02 23:52 | 美知思波