昭和三十二年八月号

裏山の深きに入りて太く長きわらび採るなり茨を分けて

山独活の伸びすぎたるを採る人あり来年は早く来むなど云いて

ひたぶるに子を守りつつ老いゆくか独りなる母に頭をたるる

前途永き独りの生きを憶ふなり若く美しき母の幾たり
by hahanamiko | 2010-08-15 06:36 | 美知思波